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名探偵コナン~ずっとあなたの傍に~第五話 終わりの始まり

2010/09/08(Wed)

前書き

またしても急展開ですいませんw
もうね、ジンの口調とか変過ぎワロタの世界ですよw
服部と白馬出したはいいけど出番少ないしw
まあ、二人の活躍はこれ以降の話なんですが・・・
それでは、名探偵コナン~ずっとあなたの傍に~第五話、お楽しみください^^


 Side 三人の探偵

 「よくここがわかったな、工藤新一の弟子・・・しかし、工藤新一はどこだ?後ろの二人は服部平次と白馬探だろう?」
 「俺らの事まで知っとったんかいな・・・」
 「当り前だろう、工藤新一が関わった事件に何回か顔を出したお前だ・・・我々組織の情報網は工藤新一の情報を警察がいくら隠した所で無駄なんだよ・・・」
 こうやって無駄な話をしているうちも、ジン達の銃口は俺達を捉えている。
 「工藤新一はこの俺だ。お前達が俺に飲ませた薬のせいで、体が小さくなってんだよ!!」
 「そうか、出来そこないの名探偵の効果か・・・シェリーが小さくなっているのも同じ理由か・・・」
 「ああ、そうだ」
 「良くわかった。褒美に何かやりたいところだが、なにぶん本部の方でもFBIに攻撃を受けているようなのでな・・・余り時間がない。まずは裏切り者のシェリーから殺してやろう・・・」
 そう言ってジンは銃口を灰原に向ける。
 「さあ、お前達高校生探偵は裏切り者の女一人助けられず、絶望のまま俺に殺されるのだ。良く見ておけ・・・」
 「く・・・」
 ジンが銃口を灰原に向け、引き金を引こうとした時・・・
 どん!!
 縛られていた博士がジンの足元に体当たりを食らわせる。
 「てめえ!!」
 ウォッカの注意がそれて銃口が俺達から離れる。
 「赤井さん!!」
 パーン!!
 銃声が聞こえ、ウォッカの銃を赤井さんの打った銃弾が弾く。
 「はああああ!!」
 竹刀を持った服部がウォッカに襲い掛かり、スナイパーライフルを捨てた赤井さんがジンに銃口を向け、手足を拘束する。
 「これで終わりだな、我が恋人よ」
 「赤井・・・貴様・・・」
 ジンと赤井さんの会話を聞きながら、灰原と博士のもとに向かう。
 「ったく、博士も無茶すんなあ」
 「いやあ、哀君が撃たれると思ったらいてもたってもいられなくなってのう」
 そう言いながら博士の縄をほどき、立たせる。
 「灰原、言った通り、助けに来たぜ」
 一日ぶりに見る灰原の顔には疲労の色が濃く表れており、目には涙が浮かんでいる。
 「どうして・・・どうしてきたのよ!?一歩間違えたら貴方も、服部君や白馬君も死んでたかもしれないのよ!?私が命に代えても博士を逃がすから逃げてって、言ったじゃない!!」
 「お前が死んだら意味がないんだよ。言っただろ?絶対守ってやるって。お前が死んだら、皆悲しむんだ。だから、そう簡単に死ぬなんて言うなよ」
 「でも・・・でも・・・」
 「でもは無し。生きることが嫌になったなんて言わせない。死ぬまで生きてもらうから、覚悟しとけよ」
 そう言って灰原を抱きしめる。
 彼女の華奢な体はまだ少しだけ震えている。その震えを止めてやる為に、俺は何度も何度も灰原の背中をなで続けた。
 「ありがとう、工藤君。もう大丈夫」
 「そうかよ」
 震えの止まった灰原を離し、向き合う。周りを見ると、既にジンやウォッカは赤井さんと服部によって連れ出されたようだ。
 「さてと、APTX4869の情報を集めるとしましょうか。貴方を元の体に戻す為の解毒剤を作らないといけないし・・・」
 そう言って灰原はパソコンのデータを近くにあったUSBに片っ端から転送し始める。
 「流石に、量が多いわね・・・後五分も懸かるみたい。先に外に行っててもいいわよ?」
 「別にいいさ。五分で終わるなら待ってるよ」
 それに、今の状況で灰原を一人にするわけにもいかない。
 「おい工藤、大変や!!」
 「ん?どうしたんだ、服部?」
 「今、ジンって奴がいっとったんやけど、あいつ、俺達に連行されるときにこのアジトと向こうのアジトの自爆装置を作動させたみたいなんや!!」
 「なんだって!!」
 俺と灰原の顔に緊張が走る。
 「それで、後何分位なんだ!?」
 「残り時間は後六分なんや。だからちっこい姉ちゃんも工藤もはよ逃げんと建物の下敷きになるで!!」
 「灰原、あとどれ位で転送終わる!?」
 「後四分三十秒よ」
 あと少しなのに!!
 「服部、お前は白馬と一緒に先に行け!!俺と灰原も絶対後で追いつくから!!」
 「そないなこというけどな、ここから出る道覚えとんのかい工藤!!」
 「大丈夫だ。出口の所に探偵団バッチを残してきた。それで道のりははかるから、はやく行け!!」
 服部は俺を正面から見つめてくる。
 「絶対に生きて帰ってこいよ、工藤」
 「ああ、もちろんだ」
 「ほな、俺はもう行くで・・・」
 そう言って走り出す服部を見送り、俺と灰原の二人だけになる。
 「どうして逃げなかったの?」
 灰原がパソコンの画面から目を離さずに聞いてくる。
 「お前だけ置いていけるか。お前は俺にこう言ったよな、私たちは運命共同体だって」
 「・・・言ったわね、そんなこと」
 「お前が死ぬ時はいっしょに死んでやるさ。けどな、俺の探偵としての勘は俺達はまだ死なないって言ってるんだよ」
 こいつと一緒ならなんだってできる。そんな気持ちにしてくれるんだよ、お前は・・・
 「あら、じゃあその探偵としての勘とやらを信用することにしましょうか」
 くすりと灰原は笑う。
 それと同時に画面がデータ転送終了を知らせてくる。
 「灰原、いくぞ!!」
 「ええ!!」
 俺は灰原の手を握り、力の限り走る。
 角を曲がり、直線を走り、階段を下りる。
 「灰原、出口だ!!飛ぶぞ!!」
 「え、えっ!?」
 俺は灰原を抱え込んで出口に向かって飛ぶ。
 俺と灰原が外に出た次の瞬間・・・
 ズガーーーーーン!!
 派手な音を出して建物が崩れ落ち、火に包まれる。
 「ぐは!!」
 「工藤君、大丈夫!?」
 「工藤!!大丈夫かいな!!」
 俺の背中からのダイブを見て服部と白馬、博士が駆けつけて来る。
 「ああ、大丈夫だ。それより、おめーらに怪我は無いか?」
 「ええ、おかげさまでぴんぴんしていますよ」
 「俺も全然平気や。もう一回やれいわれても出来るで!!」
 はは、元気な奴ら。
 「新一、助けてっくれてありがとう。おかげで助かったわい」
 「礼を言うのは俺の方だよ博士」
 拳を作り、重ね合わせる。
 「コナン君!!哀ちゃん!!無事でよかった」
 「ジョディ先生!!向こうの方はどうだった?」
 「ええ、メンバーは全員捕獲出来たわ。何人か殺してしまったのもいるけれど、FBIに被害は無いし、万事うまくいった・・・と、言いたいところなんだけど・・・」
 「まさか、誰か取り逃がしたの!?」
 俺の問いに先生は首を振る。
 「いいえ、ほぼ全員捕らえたわ。けど、あの方の見られる人物と、ベルモットだけは死体で見つかったわ」
 「なんだって!!」
 先生が言うにはベルモットの額には穴が開いていて、あの方の飲んだとされる飲み物の中からは青酸カリが検出されたようで、あの方がベルモットを撃ち、自殺したのだろうという話で、この二人を除く組織のメンバーは、みな近くの拘置所に送られたそうだ。
 「とりあえず、日本に居る黒の組織のメンバーは壊滅したと言っていいでしょう。それじゃあコナン君、哀ちゃん、私はまだやらなければいけない事が残っているから、これで帰るわね。それじゃあまた、機会があったらまた会いましょう」
 「じゃあね、先生」
 車に乗り込んで帰っていく先生を見送り、まだ燃えている組織のアジトだった建物を灰原と二人で見つめる。
 「灰原・・・これで、やっと終わったんだな・・・」
 「ええ・・・終わったのよ。彼らとの因縁が・・・」
 こうして、俺と灰原の二年に及ぶ黒の組織との戦いは幕を閉じたのだった。

 Side 三人の探偵 end


 あとがきという名の言い訳

 急展開その三!!w
 これでやっとコナンと哀ちゃんのお話が書ける・・・(涙
 今回のお話のキーワードは「終わりと始まり」です。このお話を境に二人の人生は大きく変わっていきます。
 ちなみに作者、黒の組織の中ではジンが一番好きですw
 あの思わず様をつけて呼びたくなるほどの悪逆非道っぷり、尊敬いたしますwww
 いよいよ、次のお話ではあの人が復活しますよw
 
 では、次回予告をば
 
 ついに組織を壊滅させ、平和な日常を取り戻した二人。
 そして灰原は解毒剤を完成させるが、コナンにはある感情の変化と、蘭からの驚くべき報告がもたらされる。
 
 次回、名探偵コナン~ずっとあなたの傍に~第六話 工藤新一の復活
 
 「そんな・・・そんなのってありかよ・・・」
 想い人からの報告に、新一はその瞳に何を見る。
 
 これを読んでくれている人たちに、無上の感謝をこめて
  作者 九頭龍隼人

Category:名探偵コナン~ずっとあなたの隣に~

CM(2TB(0

2010/09/08(Wed)23:37

急展開だけど面白かった^^*

次からが本番のようだな…(笑)

名前:ねおん (URL) 編集

2010/09/08(Wed)23:46

相変わらずの急展開っぷりだなぁw
けど、読み難い程でもないし面白い。
次回から、恋物語の方へ入っていくらしいから結構楽しみ。
作者の腕の見せ所だねwww
更新楽しみにしてます。

ジンは俺も好きだけど赤井さんの方がもっとすきー。
赤井さんとジンの狙撃対決(?)の場面が一番興奮した!(どの巻だったっけなぁ・・・)

名前:HUNK (URL) 編集

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